トレーニング・練習などの前に1番重要な項目が熱中症対策です。これは命に関わることなので必ず知っておいてください。 
熱くなり始めた5月、6月に熱中症は増えます。
それは暑さに慣れる「暑熱順化=暑さに慣れること」ができていないためです。 

熱中症にならないための3つのポイント
①暑くなり始めの汗は塩分濃度が高いことを知る。 

②飲み物に0.2%の塩分を入れる。 

③塩分タブレットは補助にしか使えない。

これを知ってください。
一つずつ説明していきます😃 



①暑くなり始めの汗は塩分濃度が高い

気温がまだそんなに上がってない5月、6月くらいから熱中症の患者数は増えてきますよね。

これはかきはじめの汗が塩分濃度が高いことから起こります。 

なので、少量の汗でも熱中症になります。 

5月、6月から水分と塩分の補給を気をつけてください。 


②飲み物に0.2%の塩分を入れる。
厚生労働省のガイドラインでは、熱中症予防に0.1〜0.2%の塩分を入れた水分補給を推奨しています。 


スポーツをしている選手に関しては、大量の汗をかくので0.2%くらいが必要だと思います。 

0.2%の塩分は500mlの水分に1gです。
1gの塩は軽くひとつまみした量で覚えてください。

後は、精製塩よりも天然塩の方がオススメです。
精製塩はナトリウムが99.5%以上のもので、他のミネラルは含まれません。 
天然塩はマグネシウムやカリウムなども含まれています。 
特にマグネシウムは不足すると集中力低下や、食欲不振、疲労骨折など骨の病態につながります。 

効果的な水分補給のためには、0.2%の天然塩を含んだ水分補給を心がけてください。 

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③塩分タブレットは補助にしか使えない

塩分タブレットだけを用意して、熱中症を予防することはできません。 
それは塩分タブレットの塩分量が少ないためです。 
 
一粒に0.1gしか塩分が入っていないので、100mlの水分に塩分タブレット一つ食べることが推奨されてます。 
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※森永製菓 inタブレット塩分+ 参照


これだけで塩分摂取しようと思ったら1日2リットルの水分補給をする場合は、20個食べないといけません。  

0.2%の塩分を入れた水分補給をした上で、補助としてタブレットを置いておくと効果的かと思います。 


まとめ

・5月6月から熱中症対策をすることが重要。 
・0.2%の塩分を含んだ水分補給を。 
・塩分タブレットを補助に使おう。