高校野球の投手の球速は年々早くなってきています。

ただ、高校生の段階で150㎞/h近く投げれる選手は本当に一握りですし、
球速が早くなることにはケガがしやすくなるというデメリットもあります。


球速を上げることが、投手の目標になりがちですが、
本来の目的は試合に勝つことです。



今回は「MAX130㎞/hで強豪高校を抑える方法」を提案します。









ポイントは2つです。
①平均から逸脱したボール、配球で攻める。
②才能ではなく努力でカバーできるところは完璧にしておく。


簡単に説明します。










①平均から逸脱したボール、配球で攻める


高校野球における平均的な投手の球は、
球速130㎞/h前後、回転数1800rpm、回転軸は少しシュート気味の真っすぐ。


ここに当てはまっている選手は打者が一番見やすい球を投げています。




ではどうすればいいか・・・

急に球速が上がることも、回転数が上がることもありません。

なので、今のボールを早く見せる配球を考えてください。






前田健太投手の配球を参考にすると、

2020年は防御率2.43(2020.9月17日現在)WHIP0.74とかなり安定しています。

球速や回転数は去年と変わらないですが、配球が変わっています。


chart
https://baseballsavant.mlb.com/参照



2019年の後半からストレートの割合が極端に減っています。

2020年9月の段階では、チェンジアップとスライダーが全体の6割を占めています。



このことによりストレートで空振りをとるシーンが増えてきました。







結論を言うと、ストレート主体のピッチングはやめてください。

オススメはチェンジアップ主体のピッチングです。




ストレートと変化球の投げる割合を逆にします。


こうすることで、ボールは低めに集まるようになり、高めに抜けたストレートで空振りが取れます。







チェンジアップと考えると難しいと思うかもしれませんが、
少し球速が落ちてお辞儀するボールを投げると思うと簡単かと思います。






しかし、これをするには一つ条件があります。
それが次の要素です。













②才能ではなく努力でカバーできるところは完璧にしておく。

これは練習で補えるところは、必ず補うということです。


簡単に言うと、
クイック、フィ―ルディング、牽制、セットポジションの間です。




①で説明したように、変化球中心の配球をするとどうしてもランナーが気になります。



上の4つの要素の一つでも欠けていれば、ランナーは簡単に進塁します。




ただ、この要素は練習で補える要素です。

150㎞/h近い球を投げることは、一握りの選手しかできませんし時間もかかります。



でもこの4つの要素は意識的に詰めて行えば誰でも上手くなっていきます。




特にセットポジションの間の取りかたなどは、すぐに実践できると思います。





ムダにピッチング練習を長くするよりは、
この4つの要素の練習をした方が試合で活躍できる選手になれると思います。










~「MAX130km/hで強豪高校を抑える方法」まとめ~

①平均から逸脱した配球を。変化球主体の投球術。


②努力でカバーできる要素を極める。
(クイック、フィ―ルディング、牽制、セットポジションの間)












内角ギリギリに投げ切る方法、プレートの上手い使い方などはまた後日紹介します。