体幹の筋力を使うと球速・回転数はかなり上がります。



ただ、現在の学生野球では体幹を固めるトレーニングをするチームが多いように思います。



野球の動きで体幹を固めることはありません。



球速・回転数をあげる体幹の使い方を、
プロ野球選手の動きを参考に説明していきます。

菅野


菅野投手の体幹の使い方を参考にします。

コッキング期にしっかりと胸郭から体幹、股関節までがしなっているのがわかります。


その後、リリースの時にしなっていた体幹が収縮しています。




しなる→収縮


この動きが重要です。
この動きが投球時に指先に伝わることで球速・回転数はかなり上げることができます。


体幹が使えているフォーム


体幹が使えるフォームのメリット

・下半身からの力が指先に伝わる
・低めにボールが集まる
・抜け球が出にくくなる


体幹が使えていない

胸が張ったままでスローイングしてしまっています。

胸を張るイメージが強すぎるとこのように体幹が使えないフォームになります。



このようなフォームは学生野球選手に多くいます。




下半身、体幹の力が使えない上半身の力だけの投球になるので、ケガも増えます。





早川

山本

森下




球速が速く、低めに集められる投手はみんな体幹を上手く使えています。





投球に必要な体幹トレーニングは前の投稿を参考にしてください。