球速アップに必要な要素として柔軟性があります。


特に高校生以下で球速を上げたい選手にはまずこの要素にこだわってもらいたいです。






今回は球速アップに必要な股関節の柔軟性の数値を紹介します。

開脚数値



この動きができますか?


まずは股関節を最大開脚します。
その時の足を結んだ線から前屈し手を伸ばした位置の距離を測ります。


この数値が80㎝以上必要です。




高校生のデータを見ると、いくら瞬発力を鍛えてもこの開脚ができない投手は球速が上がりません。




逆にこの開脚の数値が高い選手は20㎞/h以上球速が上がっています。







この開脚の動きにはポイントがあります。
開脚 骨盤前傾




この動きが出来る投手はピッチングで歩幅が広がっても骨盤の姿勢をキープすることができます。
投球フォーム



歩幅が広がりすぎて力が抜けている選手も多いです。

広い歩幅で投げたい選手は必ずこの柔軟性を上げてください。






「・・・でも自分は体が固いから無理だ」
と思っている選手も多いと思います。



そんなことはありません!!!

図1


高校生では先ほどの数値が1カ月で30センチ以上上がっています。



↓こちらの過去の記事を参考にしてください。
「野球選手のための開脚プログラム